オッス、おらシエロ=カリフォルニア。
今日のBLogはちょっと長くてちょっと痛い(傷的な意味で)表現があるから注意してね☆
今日は我がファミリーのY田と夕飯がてらホモ漁りにでも行こうということで、夕方から出かけたんだ。
で、どうせそういう店に行くんやから、有り余るホモ本を売っ払ってしまおうと思って、アタイは重い袋を持って自転車をこいでいた。
しかし、自宅から50メートルの時点でそれは起こった。
姉さん、事件です。
その時僕は、自転車に乗って駅への道を急いでいた。待ち合わせの時間に間に合わせるためにね。前籠に手持ちのバッグを入れて、それとは別に本を何冊も入れた袋を持っていた。
え?袋の中身?それは同人誌やホモ漫画さ。決まってるだろ?
それはかなりの重さになっていて、僕はバランスを保つのに必死だった。
正直これは危ないと思ったよ。だけどその時にはもう遅かったんだ。
一瞬だけ油断したとき、僕の体が大きく右に傾いた。
よく、事故に遭う瞬間とかがスローモーションのように感じるというけれど、まさしくそうだった。
右に傾いた後、僕の体は宙を浮いた。
そして次の瞬間、ハンドルが僕の左頬から顎の辺りに強くぶつかった。痛いと思っている間に次は左腕、その次は左足に痛みが走った。よくは見えなかったけれど、ペダルにぶつけてしまったようだった。
スローモーションが終わって、右手を突いた組体操のような状態で僕の動きは止まった。このときにはもう恐ろしさと激痛で目を閉じていた。
そして真っ先に視界に飛び込んできたのは赤色だった。
おっと、大丈夫。血じゃないぜ。
僕の付けていた赤いネックレスだ。650万円の。はは、冗談だよ。650円さ。驚きの安さだろ?
とりあえず、体は動くようだったので起き上がろうとしたのだけど、どうにも動かないんだ。それどころか首が苦しくなってくる。
ハンドルにネックレスが引っ掛かって、丁度首吊り状態になっていたんだ。
おいおい、勘弁してくれよと思ったよ。
ネックレスに手をかけて引っ張ると、ネックレスはブチッと音を立てて切れた。さすが650円、脆かったよ。
体の拘束が解かれて、僕はやっと起き上がった。左半身には痛みが走っていて、何より打ち付けた顔はあまりの激痛に感覚が麻痺していた。
正直泣きたかったよ。目の前の僕の自転車は籠がメチャメチャになった挙句、固定されていた部分が取れて前に垂れ下がっていた状態だったしね。
もう泣こう。これは泣くしかない。
そう思った瞬間、信じられない光景が僕の視界に飛び込んできたんだ。
それは、コンクリート道路にばら撒かれた大量のホモ漫画だった。
(参考資料)
その時の僕の中では痛みよりも羞恥心の方が勝っていた。
つまり、恥>>>>>>越えられない壁>>>>>>>>>>>>激痛。
人が通る前にと、急いで破けた袋に散乱したホモ漫画を詰めた。なかなかに肌色率が高かったのを覚えてるよ。
そのままメッチャメチャの自転車を押して、破れた袋を抱えて、僕は50メートルの距離を引き返した。
とてもじゃないけど、こげる自転車じゃあなかったからね。
家の前にメッチャメチャの自転車をコトンと置いた瞬間、僕の横を車が通った。運転手は僕の姿を凝視していたよ。
「追憶~シエロ=カリフォルニアの告白~」より
というわけで、満身創痍です。
結局帰宅後、鏡で自分の顔を見たら左頬と顎の間と唇が切れて血が出てた。
(参考資料)ホントにこんな感じ。
ワーイ!これでアタイも10年後山本武!!とか言ってらんないwww
他の箇所は打撲程度で済んだ。
ほんとにもう、なんだってんだwwwwwwwwwww
そうそう、待ち合わせ場所に向かうまでも辛かったんだ。
駅を歩けば、顔にでかいバンドエイドが貼ってある為に、今度は周りの人の視線が痛い。
厳しい顔で、でかい荷物(めげずにホモ漫画)を持って顔に傷があるアタイはどうみても殴り合いの後、勢いに任せて出て行く人間そのものだった。
もうやめて!シエロのライフポイントはとっくに0よ!!
皆の視線を浴びながら、心の中で叫んでいたよ。
その後は無事Y田氏と合流し、実に楽しい時間を過ごさせて頂きましたよ。
Y田にも相談したんだけど、この傷残って、XANXUS様みたいになったらどうしようwwwwwwwwwwwwwwww
そうだ!その日に備えて改名しよう。
今日からSHIEXUS(しえざす)と呼んでくれ給え。
アタイと合流する前、Y田がアタイの母とアタイと間違えて延々と話し続けるってことがあったんだけど、それはまた別のおはなし。